私は日本の核武装に賛成している。どの国でも持つのは容認しなければならず、北朝鮮に対してだけ持つなとは言える道理がない。奴らが持つなら、日本も持つ、それだけの話である。
>私も同意見。
心に青雲さんのサイトより
http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/435813360.html
<転載開始>
日本はすでに核武装していたという衝撃的なニュースである。
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茨城県東海村の東海港で22日、日本が米国への返還に合意した研究用プルトニウムを運搬するとみられる英国の輸送船に、クレーンでコンテナが積み込まれた。近く米国に向け出航する見通し。
核物質の管理強化を進めるオバマ米政権の方針に基づく返還で、米南部サウスカロライナ州にある米エネルギー省のサバンナリバー核施設に運び込み、最終処分する予定。日米両政府は、核防護を理由に輸送ルートや到着時期を明らかにしていない。
輸送船「パシフィック・イグレット」は21日午前8時ごろ、東海港に到着。海上保安庁の巡視船が警備するなか、22日午前、複数のコンテナをクレーンで積み込んだ。
プルトニウムは米国や英国から提供された331キロで核兵器40~50発分に相当する。日本原子力研究開発機構が東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で保管していた。米核施設に運び、希釈して民間利用する。(産經新聞WEB版3月22日)
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「虎ノ門ニュース8時入り」3月28日で中京大学教授・武田邦彦氏がこれを解説していた。
日本には事実上、核兵器があったのであり、一応この返還によって日本には核兵器がなくなったのだという。
しかしアメリカのサウスカロライナに運んでも受け入れてくれるかどうかは未定。アメリカ政府は承知していても、地元の知事や上院議員などの反対が起きる可能性がある。そうなったら、また日本に持ち帰ることになる。
アメリカ、イギリス、フランスから提供されたプルトニウム331キロは、頂戴した時点で日本でも報道されていたが、研究用ということでマスゴミでも取り上げられなかったのか。1960年代の東西冷戦のころのことだ。当時もちゃんと核兵器に転用できるプルトニウムだと発表してあったのだ。研究用とはいえ、原発50発分となれば、あまりの多さに絶句する。研究用とは国民への目くらましであって、実際は核兵器開発用以外のなにものでもないじゃないか。
それが唐突に返還されるのも異様だし、いままで政府やマスゴミも黙っていたのが不審である。
このプルトニウムは純度が高く、すぐに核兵器にできる。原発で生成されているものは純度が低いので精製する工程があって、簡単に核兵器にできない。
今になって高純度のプルトニウムを要らないと言って返還するのは、もしかして原発からも高純度のプルトニウムを取り出すことに成功したのではないかとも武田氏が言う。
3・11の震災は福島原発でひそかに高純度のプルトニウムを取り出す研究をしていたので、核開発を阻止するためにアメリカが福島を狙って人工地震を起こし津波で破壊したのではないかとする噂があったが、真偽のほどはかいもくである。でも既に高純度のプルトニウムがあったなら、アメリカが津波で攻撃して来る理由はなくなる。しかも福島原発からわざわざ純度の高いプルトニウムを取り出さなくても、もうすでにあったのだから。
これまで事実上、日本に核兵器があったことは、国民には知らされていなかったが、一部の核科学者は知っていたのだ。または研究用ということで騙されたか、口裏を合わせていて問題にしなかったのか。
さらに、1985年に日本は固定燃料ロケット「さきがけ」を成功させ、その後、全段固体ロケット、1.8トンに進んだという。
だから85年ころには核弾頭のミサイルで攻撃できる能力を持ったのである。しかも50発も。
非核3原則なんて、大ウソではないか。
そうだとすればアメリカ公認の話であり、ロシアや支那、南北朝鮮は当然わかっていたから、これまで日本を攻められなかったのだともなる。
憲法9条があるから平和だったんだとわめく、おバカなサヨクも顔色を失うであろう。アメリカの核の傘どころか自前の核の傘で守っていたのだから。
あのにやけた評論家・伊藤貫が、さもアメリカ事情を詳しく知っているかに解説していた。キッシンジャーをはじめとして、多くのアメリカのイデオローグたちは、たとえ韓国には核兵器は持たせても日本にだけは絶対に持たせないと決めていると語っていたが、ウソじゃないか。
日本に核兵器があるとわかれば、国民、とりわけサヨクは大騒ぎになるに決まっている。だから歴代政府とマスゴミは隠していたのだ。共産党や社民党も知っていながらとぼけていたのだろうか。
それがいきなり、原爆用プルトニウムを返還して非核武装国になったのだから、これは仰天する。
武田氏は、もしかすると日本にはれっきとした原爆があるのではないかとも言う。だからもらっていたプルトニウムが要らなくなったのだ、と。
それに、今たけなわのアメリカ大統領候補になろうとしているドナルド・トランプは、日米同盟は片務協定だからやめて米軍は撤収するとか、日本と韓国に核武装させるのはやむを得ないといった発言をしている。
彼が大統領になるかどうかもわからないし、仮に大統領がそういう意向だとしても、議会が承認するかどうかもある。けれど、今回のプルトニウム移送の話と、トランプの吼え方には関連があるのではないか。
能天気に解釈すれば、これはオバマ大統領が自分は核廃絶を演説しただけでノーベル平和賞をもらったものだから、退任間近の今に、一つのスタンドプレーとして、日本に譲渡していたプルトニウムを米国内に引き上げて、核が拡散しないようにしました、とも取れる話だが、実際はそんなものではあるまい。
これまで核武装していた日本が、突然、非核保有国になったなんて信じられるか。これは当然、IAEAの協定違反でもある。研究用だとはごまかしなのだから。
なぜ核爆弾があったのに、日本がないことにしてきたかはわからないが、一つにはアメリカの軍需産業が日本に通常兵器を売りつけるためだったろう。兵器は値段があってないようなものだから、自衛隊にアメリカ製兵器を買わせれば、日本の政治家にもキックバックがあるはずで、その旨い汁を棄てられずに、日本は核を持てないことにしていたのかもしれない。
武田氏は核保有の情報はオープンにして国民が議論しなければ民主主義ではないと言うけれど、軍事に関しては民主主義はまったくなじまない。敵を欺くためにも、核があるのかないのかはっきりさせない手もあるし、それが敵の疑心暗鬼を生むから、立派に抑止力になる。これまではそうやってきたのだ。
私は日本の核武装に賛成している。どの国でも持つのは容認しなければならず、北朝鮮に対してだけ持つなとは言える道理がない。奴らが持つなら、日本も持つ、それだけの話である。
われわれは「核アレルギー」は棄てなければいけない。核アレルギーですと言っていれば、周辺国が核攻撃はしてこないと主張するのがおバカなサヨク連中であって、いささかも理屈になっていない。
日本中が核武装について議論することすら許さない風潮は薄れてきたが、まだまだ単純な拒絶反応だけ示すおバカがいるのは困ったことだ。拒絶反応だろうが、アレルギーだろうが、現実には核爆弾はあったのだから、いかに間抜けな話かがわかるだろう。
本当に武田邦彦氏がいうとおり、日本には核があったし、もう原爆ももっているかもしれないとしたなら、これは国家論の本質に関わることである。それを悪いことだと間抜けなサヨクは言うだろう。民主的に国民の理解を得ていないとか。だが、国家がなんでもかんでも国民にお伺いを立てるのは、国家とは言えない。