アメリカオバマ政権はフィリピンに対して人権人権と言いすぎたようだ。
アラブの春が失敗に終わった教訓をいかせてない。
中国の人権無視に比べたらまだ100倍ましだ。
人権については欧米や日本などと途上国を同列に判断することに無理がある。
フィリピンが中国側に回ったら中国にとってこれほど利益をもたらすものはない。それは日米にとって甚大な損失をもたらすだろう。
2.5兆円(この援助も中国が全額確実に実行する保証はない。半分口だけというのが世界でいままでの中国のやり方だ)で自分の領土を売ったドゥテルテはバカだ。
そのうちけつの毛まで奪われるかも知れないのに。
アラブの春が失敗に終わった教訓をいかせてない。
中国の人権無視に比べたらまだ100倍ましだ。
人権については欧米や日本などと途上国を同列に判断することに無理がある。
フィリピンが中国側に回ったら中国にとってこれほど利益をもたらすものはない。それは日米にとって甚大な損失をもたらすだろう。
2.5兆円(この援助も中国が全額確実に実行する保証はない。半分口だけというのが世界でいままでの中国のやり方だ)で自分の領土を売ったドゥテルテはバカだ。
そのうちけつの毛まで奪われるかも知れないのに。
フィリピンのドゥテルテ大統領が習近平国家主席の招聘を受け10月18日~21日、中国を公式訪問する。南シナ海問題を避けながら友好関係を目指すようだが、背後にはアメリカに対抗した中国のしたたかな戦略とチャイナ・マネーがある。
◆中国外交部による報道
10月12日、中国の外交部は「習近平国家主席の招聘に応じて、フィリピン共和国のドロリゴ・ドゥテルテ大統領が、10月18日から21日まで中国を公式訪問することが決まった。中国は、ASEAN(東南アジア諸国連合)以外で、ドゥテルテが最初に訪問する国となった」という通知を発表した。
同日の外交部記者会見によれば、訪中期間中、習近平国家主席はドゥテルテ大統領と首脳会談を行い、両国関係の改善と各領域における協力および共通の関心事である国際的地域問題に関して深い意見交換を行うとのこと。李克強国務院総理および張徳江国務院副総理とも会談することになっている。
最後に私は強調したいとして、外交部報道官はおおむね以下のように付け加えた。
「フィリピンは中国の伝統的な友好国で、国交正常化以来、両国は各領域において互いに信頼しあって発展してきた。両国の友好関係は地域の趨勢に大きな影響をもたらす。中国はフィリピンとの友好的な協力関係を非常に重視している」
ある中国政府関係者は筆者に「アキノは頭がおかしくなったんだ」という趣旨のことを、かなり汚い罵倒の言葉を使って批判したことがある。ドゥテルテはアキノではないという言葉が、行間に透けて見える。
◆フィリピンの英文紙による報道
10月10日付のフィリピンの英文紙「The Philippine Daily Inquirer」は、ドゥテルテ大統領がすでに訪中の意を表していて、「訪中の際のキーポイントは、南シナ海問題に関して、やたら騒ぎ立てないということだ」と強調したと書いている。
それによればドゥテルテ大統領は「私には一種の良い予感があって、今後は中国とはうまくやっていけると思っている。ただし、それはスプラトリー諸島問題を持ち出さないということが前提だ。なぜなら、この問題に関しては、われわれは(中国に)勝てないからだ」と言ったとのこと。
さらに彼は「訪中を利用して多くのものを頂き、それによって我が国のインフラを改善する。たとえば病院とか、学校とか、発電所など」とも語っているようだ。
◆中国からのプレゼント――オバマ大統領に対抗して
ドゥテルテ大統領が、チャイナマネーによって心を買われたことは、すでに本コラムでも何度も書いてきたので、まあ、この発言は当然だろうと思われる。
筆者の注意を引いたのは、もっとほかのことだった。
それは中国がなんと、フィリピンに「大型麻薬中毒者治療センター」設立を支援したことである。
ドゥテルテ大統領がオバマ大統領を「地獄に落ちろ」とまで罵倒した理由は、「ドゥテルテ大統領が、まともな裁判も経ずに麻薬中毒者あるいは販売者を逮捕して射殺してしまったこと」を、オバマ大統領が人権問題だとして非難したことにある。
そのために10月12日、ドゥテルテ大統領は「来年のアメリカとの合同軍事演習は中止する」という声明を出した。
理由として12日の「フィリピン フィナンシャル」は、ドゥテルテ大統領が、「アメリカは共同軍事演習をしたあとに、毎回、軍事演習に使った武器装備を全てアメリカに持ち帰ってしまう。あの軍事演習は、アメリカに利益をもたらすだけで、フィリピン軍にはいかなる利益も残してない」という不満を表したと書いている。「もし戦争になったら、
われわれは、本当にアメリカを必要とするのだろうか?」とも述べたという。
中国にとって、こんな嬉しいことはないと言っても過言ではないだろう。
そこで中国は、ドゥテルテ大統領を怒らせたオバマ大統領の非難に照準を当てて、「麻薬中毒者」に注目し、麻薬中毒患者をフィリピンから無くそうとしているドゥテルテ大統領に「大型麻薬中毒者治療センターを」設立に際し、経費的支援をすることを決定したのである。
これに対してドゥテルテ大統領は「これで、誰が本当の友人で、誰が敵なのかが、はっきり分かっただろう」と話している。
◆「中露が目を光らせていることを忘れるな!」――ドゥテルテ大統領
危険を増してきたのは、ドゥテルテ大統領が、「アメリカよ、威張るんじゃないぞ! 中露がお前に目を光らせていることを忘れるなよ!」と言ったことである。
今のところ、ドゥテルテ大統領としては、アメリカとフィリピンとの軍事同盟までは撤廃しようとは思ってないようだ。
しかしそれでも、フィリピンが中露に傾き始めたとすれば、東アジア情勢は地殻変動を起こし始め、それは日本にも深い影響を与えることになる。
ドゥテルテ大統領はロシアのプーチン大統領のことも礼賛している。「プーチンが本気で決意すれば、何でもできるんだ」という発言から、それは窺い知ることができる。
中国としては、ラオスは完全に中国側についているので、カンボジアとの関係をさらに緊密なものにしようと、本日から習近平国家主席がカンボジアを訪れている。
ASEAN諸国のうち、ラオス、カンボジア、そしてフィリピンが完全に中国側についてしまえば、怖いものはないという狙いだろう。
フィリピンと中国の動きを、ふたたび注意深く観察していかなければならない。
フィリピンのドゥテルテ大統領が18~21日にASEAN以外で訪問する初めての国として、
中国を公式訪問し、習近平国家主席らと会談する。南シナ海の仲裁判定を棚上げして、
中国とどのような関係を結ぶのか注目が集まっている。
中国を公式訪問し、習近平国家主席らと会談する。南シナ海の仲裁判定を棚上げして、
中国とどのような関係を結ぶのか注目が集まっている。
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ドゥテルテ大統領中国訪問で双方の狙いは?海外の反応
大統領は10/25-10/27に決まっていた日本訪問の前に、中国の繰り返しの招待に
答えて今回訪問することを決めた。
日本のあと、おそらくロシアに行くと述べた。
答えて今回訪問することを決めた。
日本のあと、おそらくロシアに行くと述べた。
彼が麻薬犯罪関連者3,300人以上を超法規的に殺害した行為を批判した米国に対し、
南シナ海における米国との共同パトロールをキャンセルし、
最終的には防衛協定を廃止し、完全に関係を切ると脅している。
南シナ海における米国との共同パトロールをキャンセルし、
最終的には防衛協定を廃止し、完全に関係を切ると脅している。
また、麻薬戦争の人権についての懸念を表明する
バラク・オバマ米大統領を「売春婦の息子」と呼んだ。
バラク・オバマ米大統領を「売春婦の息子」と呼んだ。
一方、中国の習近平主席を「偉大な指導者」として称賛し、
彼の麻薬犯罪の取り締まりを讃える中国とロシアを賞賛した。
彼の麻薬犯罪の取り締まりを讃える中国とロシアを賞賛した。
中国に不利な仲裁判定が出た後、ドゥテルテは判定を「愚弄することもまたは誇示すること」もせず、
この問題について中国と「ソフトランディング」を求めると誓っている。
この問題について中国と「ソフトランディング」を求めると誓っている。
マニラの中国大使は「雲は消えつつあり、太陽が地平線上に昇りつつあり、
両国関係の新しい章に美しく輝くだろう」と今月述べたということだ。 (2016/10/11Yahoo NEWS参照)
両国関係の新しい章に美しく輝くだろう」と今月述べたということだ。 (2016/10/11Yahoo NEWS参照)
また。「訪中の際のキーポイントは、南シナ海問題に関して、やたら騒ぎ立てないということだ」と強調している。
経済協力を引き出そうと対中重視の姿勢を示すドゥテルテ氏と、
ドゥテルテ氏を取り込んで南シナ海問題での立場を強化しようと中国側との会談が注目される。
ドゥテルテ氏を取り込んで南シナ海問題での立場を強化しようと中国側との会談が注目される。
なお、訪中には中華系財閥など、約400人の企業関係者が同行すると言われている。
米国も、西洋民主主義にこだわり過ぎて、ほとんど失敗に終わったアラブの春を教訓に、
フィリピンへの対応をもう少し考えないと、地方政治家で、外交経験のない、ドゥテルテ大統領は、
以下のように、戦略的に近づいてきているしたたかな中国やロシアの思惑にはまってしまう。
フィリピンへの対応をもう少し考えないと、地方政治家で、外交経験のない、ドゥテルテ大統領は、
以下のように、戦略的に近づいてきているしたたかな中国やロシアの思惑にはまってしまう。
・中国政府は、訪中前に、ドゥテルテ氏が推し進める「麻薬撲滅戦争」への支持を表明した。
・今月、フィリピン産バナナなどのこれまで行ってきた事実上の禁輸措置を解除した。
・中国によって。中国の支援による、高速鉄道や鉄道整備、病院とか、学校とか、発電所などインフラの改善を期待させている。
また、日本訪問前に、中国訪問を設定させたことにも意味があると思われる。
・今月、フィリピン産バナナなどのこれまで行ってきた事実上の禁輸措置を解除した。
・中国によって。中国の支援による、高速鉄道や鉄道整備、病院とか、学校とか、発電所などインフラの改善を期待させている。
また、日本訪問前に、中国訪問を設定させたことにも意味があると思われる。
ドゥテルテ大統領中国訪問の日本の反応と海外(中国)の反応を比べて見ましょう。
ドゥテルテ大統領中国訪問に関する海外(中国)の反応
上海-皆不是:第2の北朝鮮になって、銭は歓迎するが、南シナ海裁定についての目的を達成するのに失敗したら、問題だ。
(注:北朝鮮は援助だけ受けて言うことを聞かない)
10月14日 21:09
(注:北朝鮮は援助だけ受けて言うことを聞かない)
10月14日 21:09
小驿站:絶対、銭やその他の何かの利益を望んでいるのだ・・・例外なく
10月14日 20:10
10月14日 20:10
红–猪:土着民が前言を翻しても本当かどうか分からない
10月14日 19:14
10月14日 19:14
皮皮虾微博:もてあそばれないように。南シナ海問題を解決して初めて、経済協力をする。
10月14日 19:14
ñ赞
海洋真帝:フィリピン大統領は風見鶏(信念のない人間)だ。
10月15日 11:25
10月14日 19:14
ñ赞
海洋真帝:フィリピン大統領は風見鶏(信念のない人間)だ。
10月15日 11:25
xuhe84:フィリピン人は知的障害だ。
10月15日 10:21
10月15日 10:21
凑凑热闹好吧:永遠の敵などいないし、永遠の友もいない。。。。
10月15日 09:43
10月15日 09:43
中国政府は、躍起になって、フィリピンを取り込もうとしていますが、
網友(ネットユーザー)は、フィリピンの態度がころころ変わることに冷めているようです。
以前からバナナ-土着民などと、フィリピン人を見下している言動が目立っています。
網友(ネットユーザー)は、フィリピンの態度がころころ変わることに冷めているようです。
以前からバナナ-土着民などと、フィリピン人を見下している言動が目立っています。
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ドゥテルテ大統領中国訪問に関する日本の反応
そうですよね>「フィリピンが中露に傾き始めたとすれば、東アジア情勢は地殻変動を起こし始め、それは日本にも深い影響を与えることになる」/中国を選んだフィリピンのドゥテルテ大統領――訪中決定http://bit.ly/2eclbzO
ドゥテルテ大統領の中国および米国政策は、今後のアジア太平洋の動向を知るためにも非常に重要。とはいえ、フィリピンが本心から中国の属国になるとは思えない。フィリピンの華人系だって、それを望んでいないだろう。 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/787201479081857024 …
中国、ドゥテルテ大統領の「麻薬撲滅戦争」を支持http://news.line.me/issue/oa-afpbb/1k25krixyrub7?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=PYb76520303481 …
人権が無い国が、他の人権がない国を認めて友達になってみせるという、ある意味で人権外交をやっておる。
中国はフィリピンのドゥテルテ大統領の麻薬撲滅活動を支持し、南シナ海問題解決のためにフィリピンに鉄道を供与する考えが有る事を表明です。領土を奪い取った見返りが鉄道供与とは随分と易い見返りですね。