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「臓器狩りを命じたのは江沢民」 薄煕来の証言音声入手

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米国下院の民主党と共和党の議員は6月27日、共同で「281号決議案」を下院に提出した。
日本政府とマスコミはは一言も臓器刈りについて中共を批判できない。
なんとも情けない話。いじめを見て見ぬふりと同じ。
 


「臓器狩りを命じたのは江沢民」 薄煕来の証言音声入手

【大紀元日本8月30日】ナチス政権のユダヤ人殺害よりも残忍な中国の法輪功学習者からの臓器狩り。それを命じたのは江沢民元国家主席であると証言する薄煕来の通話記録を、このほど大紀元が入手した。

 録音を提供したのは大紀元情報筋の鮑光氏。2006年9月13日、商務部長(大臣)だった薄がドイツを訪問した際の、中国駐ドイツ大使館一等秘書官との通話記録となっている。当時、ドイツの法輪功学習者は、薄が生きた法輪功学習者からの臓器狩りに関与したことをドイツ当局に訴えていた。

 以下は薄と秘書官の通話記録。

 オペレーター:こんばんは。ハンブルク・アトランティック・ケンピンスキー・ホテルのデービッド・モンテです。

 一等秘書官(以下、秘書官):こんばんは。5…いや、452部屋お願いします。

 オペレーター:宿泊のお客様の名前は?

 秘書官:薄です。

 オペレーター:少しお待ちください。

 薄煕来:もしもし、もしもし、どなたですか?

 秘書官:薄煕来部長ですか?

 薄煕来:あなたは誰ですか?

 秘書官:大使館の者です。大使館の一等秘書官です。

 薄煕来:はい。

 秘書官:ちょっと急用がありまして。今日の午後、ドイツ外務省から私達に問い合わせがありました。はっきりしなければならないことで。

 薄煕来:はい。

 秘書官:えっと、貴方が遼寧省で省長を務めていた時のことです。これは明日の会見に影響することなので、彼らは事情を知りたいのです。つまり、貴方が遼寧省の省長だった時、江沢民、江主席が命令を下したのか、それとも貴方なのか。つまり、生きた法輪功学習者からの臓器狩りは貴方の命令ですか?江沢民の命令ですか?

 薄煕来:江主席だ!

 秘書官:ドイツ外務省は確かめたいのです。もし、もし貴方がこのことに関与していたならば、一部の会見において、彼らの出席メンバーのクラスが変わるかもしれません。法輪功が…提出したからです(薄煕来が話を打ち切る)

 薄煕来:もういい。馬大使(当時の馬燦栄大使)に聞きなさい。

 秘書官:えっと、今日の午後、照会があったばかりです。つまり…(薄煕来に打ち切られる)

 薄煕来:馬大使に聞くのだ。私に聞くんじゃない。このこと、馬大使が対処できないのかい?



 録音を提供した理由について、鮑光氏は、薄煕来裁判で指導部が依然、薄の本当の罪を隠ぺいしていることに憤慨したからだと説明している。録音は「権威機構の鑑定を受けてもいい」とし、薄の声に間違いないと主張した。

 鮑光氏はまた、指導部は今後も薄の罪を隠しつづければ、「より驚くべき証拠を提供する」。「中国の軍隊、武装警察、病院、公安、刑務所、労働教養所、政法委が皆、生きた法輪功学習者からの臓器狩りという罪悪に関わっていた」。鮑光氏はこのように明言し、関与した人からの情報提供も呼びかけた。

 薄煕来はかつて、江沢民元主席が起こした法輪功弾圧の先兵を務めていた。1999年8月、弾圧が始まって1カ月後、江元主席は薄が市長を務める大連市を10日間にわたって訪問した。その翌月、薄が市トップの党委書記兼市長に昇進。大連市はその後、法輪功迫害の最も残酷な市となり、さらに、2001年に薄が遼寧省長になってから、遼寧省は最も迫害の深刻な省となった。生きた法輪功学習者からの臓器狩りも、薄が許可した死体工場のある大連市や、悪名高い馬三家労働教養所のある遼寧省都・瀋陽市で猖獗をきわめていた。

 法輪功学習者からの臓器狩りを世に明かした一人、カナダ人権弁護士デービッド・マタス氏は9月2日に東京、5日に大阪で報告会を開催する。

 
米下院超党派議員、中国臓器狩り問題の決議案を提出

【大紀元日本7月3日】米国下院の民主党と共和党の議員は6月27日、共同で「281号決議案」を下院に提出した。中国での受刑者を対象とする臓器強制摘出問題に関する内容である。

 同決議案の提案者は、米下院外交委員会の前委員長、フロリダ州の共和党イレーナ・ロスレーチネン下院議員と、下院軍事委員会の委員、ニュージャージ州の民主党ロバート・アンドリュース下院議員。

 同決議案は中国当局に対して、法輪功学習者を含む良心の囚人(注)への臓器狩りを停止すること、そして、14年間も続いた法輪功学習者への弾圧を止めることを要求。

 また、オバマ政権に対して、中国での臓器狩りに対する全面かつオープンな調査を提案し、参加者の入国禁止や、米国内での提訴をも要請。

  中国で臓器移植を受ける米国人に対して、米国政府は、良心の囚人の臓器である可能性を通告すべき、との同決議案も進言した。

 ロスレーチネン下院議員は同日の記者会見で、「オバマ政権は中国当局のこの行為を公で非難し、その停止を強く求めるべき」と述べた。

 会見に同席したアンドリュース下院議員は、「米国政府にはこの義務がある」と同調した。

 この決議案はまず、下院外交委員会で審議を受ける。通過すれば、下院に送られて議員全員の投票で成立するかを決める。

 注:良心の囚人(りょうしんのしゅうじん)
 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが提唱している概念で、非暴力であるが言論や思想、宗教、人種などを理由に不当に逮捕された人をいう。

 
(翻訳編集・叶子)


 (13/07/03 16:16)ソーシャルブックマーク:    twitterでつぶやき    はてなブックマークに追加  Yahoo!ブックマークに登録  livedoorクリップに登録  Buzzurlに登録  del.icio.usに登録 






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