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中国主導のAIIBの隠された深刻な問題〜中国基準の乱開発が大気汚染や土壌汚染をアジア全体に拡散する危惧

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金のためなら何もかも破壊し汚染しつくすシナ、AIIBはそんな危険性をを持っているのを各国は知っているのだろうか。
 
 
 

中国主導のAIIBの隠された深刻な問題〜中国基準の乱開発が大気汚染や土壌汚染をアジア全体に拡散する危惧

中国財政省は12日、中国が主導して設立する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に英国が参加を申請したと発表しました。
先進7カ国(G7)で参加申請したのは英国が初めてです。
中国の影響力拡大を懸念する日本や米国はAIIBと距離を置いていますが、今後は西側諸国からの参加が増える可能性があります。
中国財政省は「英国の決定を歓迎する」との声明を出しました。
AIIBには、これまでに27カ国が参加を決めています、東南アジア諸国連合(ASEAN)の全10カ国や中東、中央アジアの国などが中心で、西側ではインドやニュージーランドが加わります。
中国が最大の出資国として主導権を握り、年内に設立する予定。
一方日本政府ですが、麻生太郎財務相は13日の閣議後の記者会見で、中国が主導して設立する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)による融資の審査や組織運営に不安があることを理由に、日本の参加が「難しい」との認識を示しています。
岸田文雄外相も記者会見でAIIBに関し「公正なガバナンス(統治)を確立できるかを慎重に検討している。参加には慎重な立場だ」と強調しました。
英国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)参加の背景には、同国の徹底した現実志向があるようです。
英政府は対露制裁の長期化などで欧州経済の悪化が避けられない中、中国との関係強化を図り投資を呼び込むことで経済の活性化をもくろんでいるとの見立てです。
この動きに対してアメリカは不信感を隠しません。
英紙フィナンシャル・タイムズは「米ホワイトハウスは同盟国・英国に対し批判することがほとんどなかったが、英国のAIIB参加については『英国は中国を絶えず助けている』と異例の批判した」と報じています。
日米の慎重な態度とは対照的に英国の参加表明は他のG7諸国に刺激を与えたようです。
国際金融筋によると、ドイツが水面下で中国と参加交渉を急いでいるとの情報もあります。
また訪日中のローラン・ファビウス仏外相は14日、東京での記者会見で、AIIBに加入するかどうかについて質問されると、「どのような形式で(AIIBに)参加するか検討している」「AIIBは(性格的に似ている)アジア開発銀行(ADB)に影響を与えないと思う」と答えます。
ファビウス外相のこうした発言は、AIIBが米国と日本が共に最大の出資をしているADBの活動を妨げることはないだろうと見ているとの意味で、日米よりも中国に友好的な発言をしたものと受け止められています。
同じ日にジョー・ホッケー豪財務相も「これまで(中国に)要求してきたAIIB支配構造の問題がはっきりと改善された」と前向きな見解を表明、トニー・アボット豪首相は「数週間以内にAIIBに参加するかどうかを決める」と語ります。
つまり、英国がAIIB参加を正式に表明してから1日でフランスとオーストラリアがAIIBに参加する意思があることを明らかにしたものであります。
・・・
1966年以来50年近くADB(アジア開発銀行)を米国とともに主導してきた日本としては、中国主導のAIIBとどう向き合っていくべきか、判断が迫られる難しい状況となりつつあります。
この問題、いろいろな角度から検討すべきなのでしょうが、非常に重要なポイントとして、インフラ投資と環境アセスメント、環境をいかに守りながら開発していくのか、という視点です。
日米が主導してきたADB(アジア開発銀行)は、近年、融資案件における環境影響評価に力を入れています。
大規模な経済開発は、アジア開発銀行のような先進国援助機関による融資などの協力を受けて事業化される案件が多く、途上国で行われている環境影響評価とこれらの援助機関の環境影響評価に関するガイドライン強化がなされています、一言でいえば大気汚染や土壌汚染などの環境破壊を伴う可能性が大きい経済開発には、計画を変更しない限り、融資はなかなか許可されないわけです。
(参考資料)

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