安倍総理は、(前々から書いていますが)アメリカ以上の中国挑発をやめるべきです(でないと、アメリカ抜きの日中戦争になってしまう。アメリカより先走ってロシアと戦争したジョージアやウクライナの悲惨な運命を知るべし)。
>外交がくそみたいに下手な日本はよほど注意しないとチャイナの戦争誘導策略に乗ってしまう。
阿部さんよ言葉の勇み足はダメだ。しかし尖閣に上陸するなら必ず駆逐するという意思表示は毅然と。
日中戦争の可能性、さらに高まる(中国船の大群が尖閣周辺に出現)
こうはっきり書いたのは、08年9月、「リーマンショック直前」に出版された『隷属国家日本の岐路』です。副題は、「今度は中国の天領になるのか」。今となっては、「日中関係が悪化して尖閣から問題が起こるなんて、誰でも知ってるよね」と思うでしょう? しかし、当時その可能性を指摘していた人は、ほぼ皆無。「北野さん、今の時代に中国が尖閣を侵略するなんて非現実的ですよ!」と、RPE読者さん以外の人は、本気にしてくれませんでした。
- 中国、韓国、ロシアで「反日統一共同戦線」をつくるべし!
- 中国、韓国、ロシアで、日本の領土要求を断念させるべし!
●日本には、尖閣だけでなく、【沖縄】の領有権もない!!! - 「反日統一共同戦線」には、【アメリカ】も参加させるべし!
中国が「反日統一共同戦線戦略」を提案したということは、「日本との戦争にこうやって勝ちますよ」ということでしょう? 「戦略」というのは、「戦争に勝つ方法」という意味なのですから。しかし、「実戦」の前段階に、いろいろある。日本は、「戦争がはじまったこと」すら知りませんから、まさに「サンドバック状態」です。
中国軍艦が一時領海侵入 口永良部島周辺海域 海警行動は発令せず産経新聞6月15日(水)11時7分配信防衛省は15日、中国海軍の艦艇が鹿児島県の口永良部島周辺の領海に入ったと発表した。同海域の領海に中国艦が入るのは初めて。
対中緊急発進200回 4~6月 昨年同期比1.7倍、最多産経新聞7月1日(金)7時55分配信自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は30日の記者会見で、今年4~6月に日本領空に接近した中国軍機に対する航空自衛隊戦闘機の緊急発進(スクランブル)の回数が、昨年の同時期に比べ80回以上増えたことを明らかにした。自衛隊は四半期ごとの緊急発進回数を定期的に公表しているが、統幕長が会見で発表するのは異例といえる。
昨年4~6月の中国機に対するスクランブルは114回で過去最多だった。今年はその1.7倍以上の約200回となる。
中国軍機と追尾合戦か=空自機が一時、東シナ海で時事通信6月29日(水)17時9分配信萩生田光一官房副長官は29日の記者会見で、中国軍機が17日に日本に向けて南下し、航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)していたことを明らかにした。その際、「近距離のやりとりがあった」と説明。複数の政府関係者によると、両機は互いの背後に回ろうと追尾し合う「ドッグファイト」のような状態に一時、陥っていた。政府関係者によると、中国軍機が接近したのは東シナ海上空。
<尖閣海域>中国船240隻 仲裁裁支持の日本に反発毎日新聞8月6日(土)22時56分配信沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に6日、中国海警局の公船7隻が相次いで進入し、日本政府は対応に追われた。中国漁船約230隻の活動も確認され、これまでにない規模の活動に日本政府は「緊張を高める」として中国側に抗議し、警戒を強める。中国側には、海警船が中国漁船を保護するポーズを見せることを通じ、尖閣周辺の領有権と施政権を中国側が持つと国際社会にアピールする思惑がありそうだ。
「仲裁裁判所支持」が挑発激化の理由
中国が尖閣諸島での示威行動のレベルを高める背景として、日本が中国に対し、南シナ海をめぐる仲裁裁判所の判決を受け入れるよう繰り返し求めていることへの反発がまず挙げられる。
(同上)
南シナ海をめぐる仲裁裁判所の判決が示され、日本はアジア欧州会議(ASEM)首脳会議などの場で、中国に受け入れを迫り、「中国は外交舞台でコーナーに追い詰められ、強硬姿勢を取る必要に迫られた」(北京の外交関係者)。
(同上)>
中国人民大の時殷弘教授は「判決を支持する国の中で日本が最も積極的である。中国はこの点に強い憤りを抱いている。日本が南シナ海問題で中国に圧力をかけるなら、中国も東シナ海問題で日本に圧力をかける」と解説しながら「対立は非常に深刻であり、双方が取る措置も変わりつつある」と危惧する。
(同上)
中国外務省は6日、「情勢の緊張と複雑化を招く行為を取らないよう日本側に望む」との報道官談話を発表した。日中間では、9月に中国・杭州で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議での日中首脳会談開催に向けた調整が進む。今月中旬から外交当局者の往来が活発化し、月末には日中韓外相会談で王毅外相が訪日する見通しだ。
(同上)>
親中派の二階さんを密使にして、「このままでは、本当に日中戦争になってしまう。それを喜ぶのは『二頭の虎の戦いを山の上で眺める』アメリカだけ。バカバカしいから、この辺でトーンを下げましょう」といってもらう(そうはいっても、「中国人が尖閣に上陸したら、必ず駆逐する」と伝えておくことも大事です。そして、実際に上陸されたら、即座に駆逐しなければなりません。ルトワックさんがいうように、「まずアメリカに相談」「まず国連に相談」などといったら、尖閣は永遠に中国領になってしまいます。ウクライナは、そうやってクリミアを永遠に失いました。もちろん、相手は違いますが…)。
著者/北野幸伯
日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝の無料メルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。