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アメリカが中国と戦う気が無ければ在日米軍の存在価値は無い事であり、米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が中国の軍艦にしっぽを巻いたという事は嫌な予感がする。

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シナ曰く、これほど多くのASEAN首脳が東京に一堂に会したことで、日本に一定の影響力があることは分かったが、それは単に経済面での影響力にすぎない。フィリピンを除き、本気で日本と手を組んで「中国に対抗」しようとする国などないはずだ。日本がどんなに騒いでも、東南アジアにおける中国の戦略的な強勢を超えることはできない。
>これ程明らかにシナは日本を馬鹿にし日本を敵国として見ているのに日本の馬鹿自治体などは今もってシナ人留学生(いったん事あれば日本に対してテロ行為を本国の命令で行う)受け入れ、対シナODAも中止したとは聞いていない。つくづく子この国の為政者は馬鹿揃いだと思う。

南シナ海で活動中の米海軍のイージス巡洋艦が、中国海軍の艦船から
停船を要求された上で航行を妨害された。公海でも排除される米海軍軍艦。

(CNN) 米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が今月5日、南シナ海の公海上で中国海軍の艦船との衝突を避けるための回避行動を取っていたことが明らかになった。情報筋は、中国による極めて異例かつ意図的な行動だとしている。
米軍関係者によると、カウペンスが公海上を航行中、中国の艦船が突然、空母「遼寧(りょうねい)」を含む中国海軍艦の編隊から離れ、カウペンスに近づいてきたという。カウペンスは接近しすぎだと無線で警告したが、中国の艦船は停止しなかった。
中国の艦船がカウペンスの船首から約450メートルの距離まで接近したため、カウペンスの艦長は「全面停止」の命令を出した。その後、中国の艦船はカウペンスの前を無事に通過した。同関係者は「海上で衝突を避けるための回避行動を取るのは異例」と付け加えた。
また別の軍関係者は、2隻の船が接近している間、両艦の艦長間で無線交信が続いていたとし、「中国艦船の接近は意図的だった」と指摘した。
今回の事件は平和的に解決されたが、中国は最近、公海を含む地域の領有権を主張したり、防空識別圏を設定するなど、強硬な姿勢を見せており、米国や周辺国との緊張が高まっている。


日本がASEANを抱き込んで中国に対抗?日本人は夢を見るな―中国紙 12月14日

中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙、環球時報は13日、「ASEANを抱き込んで中国に対抗?日本人は夢を見るな」と題した社説を掲載した。

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)による特別首脳会議が13日~15日の日程で東京都内で行われる。主な議題は双方の経済協力に関することだと伝えられているが、日本メディアは安倍首相が「空と海の安全」についても話し合う意向を示していると報じた。日本はこうしてASEANを抱き込み、「共同で中国に対抗する」考えらしい。

これほど多くのASEAN首脳が東京に一堂に会したことで、日本に一定の影響力があることは分かったが、それは単に経済面での影響力にすぎない。フィリピンを除き、本気で日本と手を組んで「中国に対抗」しようとする国などないはずだ。日本がどんなに騒いでも、東南アジアにおける中国の戦略的な強勢を超えることはできない。

日本が東南アジア諸国を抱き込んで対中連盟を形成しようとすることは、自ら恥ずかしい状況を作りだすようなもの。衰退する一方の日本のために中国と対立しようとする国などあるものか。日本の庇護者である米国ですら、日本に対してかなり割り引いた支持しか送っていない。米国は日増しに強大さを増す中国との関係維持に努めているところだ。

日本と中国の釣魚島(日本名:尖閣諸島)争いと、日本が釣魚島争いに乗じて中国に対抗しようとするのとでは全くの別問題だ。中国社会の決心は徐々に固まりつつある。今回は何としてでも日本に戦略的な教訓を与え、明治維新以来の中国に対する認識を徹底的に転換させ、西太平洋で大暴れしようという意志を打ち砕くべきだ。


(私のコメント)

オバマ政権の二期目に入って、クリントン国務長官などの対中強硬派が排除されて、親中派のケリー国務長官が就任しました。ライス大統領補佐官も米中G2関係を高らかに講演しています。アメリカは米中でアジアを支配しようという戦略を取りつつあります。それに対して安倍総理はASEAN+日本の共同体で中国に対抗して行こうという戦略を打ち出しました。

オバマ大統領の対アジア戦略は、中国の台頭に対して警戒はしつつも、防空識別圏に関しては事実上容認しており、バイデン副大統領の訪中でも日本と中国とで二枚舌を使っている。大統領も二期目に入ると国務省の役人たちは退職後の事を考えて中国のご機嫌を取って米中とのパイプ役となって口利きビジネスをすることを考えます。その為には中国とはコネを作っておかねばなりません。

これはビル・クリントン政権の時もブッシュ大統領の時も同じであり、対中ビジネスで国務省は口利きビジネスで引退後は生活設計を立てている。ビジネス業界も中国とはコネが無ければビジネスが出来ないから国務省で中国とのコネを持つ役人が引っ張りだこになります。だから中国の言いなりになって中国高官の覚えがめでたいようにふるまいます。

しかし中国のビジネス環境も変化してきて、小平からの謙虚な外交から強硬路線派が主導権を取り始めています。防空識別圏の設定はその第一歩であり、さらには海上においても公海であっても米海軍の軍艦が排除されるようになって来ました。このような事は南シナ海での制海権がアメリカから中国に移りつつあることを物語っています。

もちろん実力的にはアメリカ海軍の方がはるかに上なのですが、中国はワシントンの政財界を抑えているから米中G2戦略がまかり通ってしまっています。米中がG2で手を組めば日本をはじめとしてASEAN諸国やオーストラリアやインドなどが影響を受けます。安倍首相はインドやASEAN諸国全部を回って結束を訴えかけました。

これに対してアメリカは二枚舌外交で行くのでしょうが、中国を取るかASEAN+1を取るかの選択を迫られる。中国も日米分断やASEAN諸国の分断を図って来るでしょう。これに対して日本はアメリカと共に対中包囲網を目論んでいますが、アメリカの態度がはっきりしません。

もし日本が対中包囲網の建設に失敗したり、アメリカが米中G2を選択した場合も考えておかなければなりませんが、第二次鳩山内閣のような反米政権が誕生して、中国の意向によって在日米軍に出て行ってもらうという事も覚悟しなければならないでしょう。事実鳩山内閣で沖縄の在日米軍の海外移転を打ち出した実績がある。

その後は中国の属国になるか、自主独立の選択がありますが、自主独立には核武装が避けられない。アメリカがG2を選ぶなら日本はこうしますといったメッセージを送っておくべきだ。アメリカが中国と戦う気が無ければ在日米軍の存在価値は無い事であり、米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が中国の軍艦にしっぽを巻いたという事は嫌な予感がする。

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