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カナダから米国沿岸にかけて目に見える形で異変が起きており、住民たちは心配を隠さない。

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カナダから米国沿岸にかけて目に見える形で異変が起きており、住民たちは心配を隠さない。 

>この被害を金銭的に見積もるとどうなるのだろう。
原発のコストパフォーマンスなど議論する余地などアホなレベルということだ。国際的に日本のイメージも非常に悪くなる。
しかも今もってたれながし続け決定的な対策が取れない。強力な放射能が肝心なところで人間を寄せ付けないからだ。技術の向上には長年の経験が必要だが放射能を浴びるから経験を積んだ技術者が育てられない。
国際的なイメージも重要だが井の中の蛙的発想ではそれはピンと来ない。
 最も推進派は他人に迷惑をかけても自分に被害が及ばない限りそんなの関係ない思考だから始末に悪い。


安部首相は、東京五輪招致演説の折、世界に向かって「日本では福島原発の汚染水処理は完全に対処されている」と公言した。
 
しかるに、それを嘲るかのごとく 同時期に天文学的ともいえる膨大な汚染量の水が海洋に長期間にわたり流出してきた事実が明らかにされた。
 
こうした長年にわたるおぞましい福島の汚染水は、海洋の流れに乗り、着々と北米西海岸に流れ着こうとしている。
 
畢竟、最近北米のテレビでは、しばしばこの福島発汚染水の危険性について報道されるようになってきた。されど日本では、NHKをはじめ大手テレビ局ならびに大手新聞社は軒並みこの件では沈黙を守っているようだ。
 
そんな中、ようやく日本語報道のなかで、フリージャーナリストのネット記事を発見した。以下その要諦より。

カナダから米国沿岸にかけて目に見える形で異変が起きており、住民たちは心配を隠さない。 
 
その1つがカリフォルニア州南部に生息するアシカの異変である。今年6月に生まれた子供の45%が死亡したという。 
 
シアトルにある米商務省の海洋大気局(NOAA)海上漁業局の海洋学者シャロン・メリンさんは、「死亡率の高い年でも30%です」と地元メディアに語っている。放射性物質と何らかの関連性が疑われている。 
 
アーカンソー州に本部がある「核エネルギー追跡センター」はその他の異変をまとめて報告している。カナダのブリティッシュコロンビア州の紅ザケの収穫量が過去50年で最低だという。 
 
例えば、スキーナ川流域には毎年約240万匹が遡上するが、今年は45万3000匹にまで落ち込んでいる。そのため商業ベースとリクリエーショナルの両方で禁漁になった。 
 
魚類に確認される変異は紅ザケだけでなく、カナダから米西海岸で水揚げされた多くの魚のエラと目に出血が見られるという。 
さらにカナダのバンクーバー湾で数千という単位のヒトデが死んでもいる。バンクーバー水族館の調査では、放射性物質との関連は特定できていないがその可能性がないことはないとしている。 
 
海洋生物の異変と放射性物質との因果関係は科学的に立証されていないが、こうした報告により、一般市民が太平洋のその影響を危惧するようになっているのは事実である。 
(中略) 
オハイオ州のテレビ局では今年9月、環境保護団体の職員の「太平洋の魚介類を食べる時代は終わった」という言葉を、そのままニュースのタイトルにしてさえいる。 
(中略) 
米国の福島第一原発への反応は今、原発事故を起こした当事国の日本より敏感になっているとさえ言えるほどだ。 
ただ彼らの憂慮を探ると、海洋生物の異変だけではないことが分かった。と言うのも、放射性物質が海流に乗って北米大陸に到達することはほぼ確実だからだ。 
(中略) 
米政府が公表した報告書には、原発事故などによって流出する高濃度の放射性物質は海洋に出ても「ポケット」や「ストリーム」と呼ばれる場所があり、影響が出るというのだ。 
 
「社会的責任の医師の会(PSR)」という団体は国連に提出した報告書で、福島第一原発による放射性物質について次のように結論づけている。 
 
「海洋に放出された放射性物質のおよそ5%だけが福島第一原発から半径80キロ以内に留まり、残りは太平洋に流出される。3次元シミュレーションを使用すると、95%は太平洋に広く分布しているのが分かる。5年から6年以内に放射性物質は北米西海岸に到達すると思われる。その時、海洋生物ならびに同地域に住む市民の健康への影響は不確かなままである」 

さらにNOAAに属す太平洋海洋環境研究所と、ドイツのキール海洋研究所(GEOMAR)の科学者たちは、今後、西海岸の放射能レベルが日本周辺の海域よりも10倍以上も高いことになりかねないと警告してもいる。 
 
放射性物質粒子トレーサーを使った海流の流れを計算すると、日本から米西海岸に到達するのは3.9年という数字が出ており、今後、西海岸周辺の放射能レベルが上昇する可能性は十分にあるという。

(JBPRESS  堀田 佳男 2013.11.15)
 
 
なんと日本近海では5%、それ以外のほとんどの放射能が太平洋に流失していくとは。
 
場合によっては日本近海より北米西海岸の放射能レベルがあがるなど、なんたる理不尽。太平洋という広大な大洋においても既に北米から日本の原発事故は文字通り対岸の火事ではなくなってしまったのか?
 
日本が自ら犯した蛮行によって自滅するのは勝手だが、それ以上の被害を他国に与えることは決して許される行為ではない。


 
NHKニュースがこんなことを報道しています。
 
東京電力福島事務所は、22日午後2時すぎに記者会見し、福島第一原子力発電所からやや離れた、数キロから十数キロの場所の海水からも、国の基準を上回る放射性ヨウ素や放射性セシウムが検出されたことを明らかにしました。基準値は、日本人が飲む平均的な水の量を1年間毎日飲み続けると、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる、「1ミリシーベルト」に相当する濃度を示しているということです。専門家は、「放射性ヨウ素については半減期が短いので心配する必要はないが、放射性セシウムは半減期が長く、監視を続ける必要がある」と話しています。
 
東京電力は21日の午後2時半に、福島第一原発の「放水口」の南330メートルの地点で、海水に含まれる放射性物質を調査した結果、放射性ヨウ素131が法律で決められた基準値の126.7倍の濃度で検出されたほか、放射性セシウム134が24.8倍、放射性セシウム137が16.5倍の濃度で検出されました。東京電力は、海中で放射性物質が、その後、どのように拡散しているかを調べるため、原発から数キロから十数キロに範囲を広げて調査を行った結果、21日と同じ▽福島第一原発の「放水口」の南330メートルの地点が、22日午前6時半の時点で、放射性ヨウ素131が法律で決められた基準値の29.8倍の濃度で検出されたほか、放射性セシウム134が2.5倍、放射性セシウム137が1.7倍、検出されました。また、第一原発から8キロ南の富岡川の河口付近では、22日午前0時38分に放射性ヨウ素131が基準値の80.3倍、放射性セシウム134が1.3倍、▽10キロ南にある第二原発の北放水口付近では、21日午後11時15分に放射性ヨウ素131が基準値の27.1倍、▽16キロ南にある岩沢海岸付近では21日午後11時45分に放射性ヨウ素131が基準値の16.4倍の濃度で検出されました。基準値は、日本人が飲む平均的な水の量を1年間毎日飲み続けると、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる「1ミリシーベルト」に相当する濃度を示しているということです。
 
これについて、海洋中の放射性物質について詳しい日本分析センターの池内嘉宏理事は「放射性ヨウ素131は半減期が8日と短く、影響はなくなるので、心配する必要はない。ただ、放射性セシウムについては半減期が長く、魚介類に蓄積されていくので、今後、原乳やほうれんそうのように魚介類を継続して調べ、健康への影響について監視していく必要がある」と話しています。

これについて、東電は、、「普通ではない汚染が広がっていると受け止めている。大変申し訳ない」といっていますが謝れば済むって話じゃなかろうが!!(怒)


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